当社が経営計画を手帳にした理由と成果

  1. 現在までの成果
  2. 手帳にするまで
  3. 手帳にしてから

経営計画手帳を活用する

2011年 ~経営計画をより良いものにする~

経営計画を手帳にしたことによって、考えや思いがまとまり始めました。また、社員に配布したことにより手帳に書かれたことは必ず真実でなければならないというプレッシャーも、いい意味で励みになりました。
ただ、ここで満足すると同じ轍を踏むと思い、経営計画を立案・更新する経営企画室を新設しました。手帳を作成したことがゴールではなくスタートになるように。
いよいよ会社が本当の意味で進化するスタートラインを引くことができました。

2012年 ~経営理念を一行に~

経営企画室で最初に問題になったのは内容の一貫性です。理念・方針・計画に一貫性があるか?それがないと社員が迷ってしまいます。「伝える=分かりやすい=覚えやすい」と考えた時に、一番伝えたい経営理念が一番覚えにくいことに気付きます。
経営理念は一行で覚えやすく「スピード&イノベーション」とし、「スピードとイノベーションを追究し、どんな環境でも存在し続ける企業へ」という副題で、意味を説明しやすくしました。

また、この年は就業規則をわかりやすくした「社内ルール」を掲載。
社員の信頼を勝ち取るには考え方を社員向けにすることではなく、はっきり明示することだと結論付けました。

2013年 ~経営方針をデザインする~

経営理念が浸透し、社員全員が覚えるまでになったら、次は経営方針に着手。経営方針こそ絞り込まなければ散漫になり、経営理念をよりわかりにくいものにしてしまいます。
そこで、バラバラだった経営方針を分類し、「人財」「商品・サービス」「お客様」「新規事業」の4つに絞りこみ、わかりやすく果樹園を例にした1枚の絵にデザインしました。これで経営理念と経営方針の一貫性が生まれ、より明確な方向性が打ち出すことができました。
この時点で初めて経営理念に沿った本当の意味で経営計画が立案できるようになり、満を持して経営計画策定のため、幹部合宿を実施しました。ここでようやく社長と幹部が会社の未来を共有しながら創りあげていくスキームが完成しました。
また「人財」の取り組みとして、専門職(デザイナー等)が結婚等で退職をしても働きたい希望がある場合、委託先として独立を支援するしくみ(独立支援制度)を作りました。

2014年 ~社員全員が主体者に~

幹部が主体となり経営計画を創り上げていくことによって、より組織の一体感が出てきました。幹部の意識はやがて、部下にも伝わっていきます。ここで社員全員がより主体者になるよう、個人目標に着目しました。
ただ、今までも目標管理の手法は数々試してきましたがことごとく失敗しています。そのため「なぜ失敗したのか?」をもう一度考える必要がありました。
出た結論は「社員の成長=会社の成長」。社員が成長できる目標設定と、それを達成するために社風に合った方法が必要と考え、目標管理は独自のメソッドを作りました。それも経営理念と経営方針が明確になったゆえに導き出された結果です。 そう考えると、目標達成した後の評価と報酬を明確にする必要性が出てきます。この年は賞与算出方法を明確化し社員全員に開示しました。
また、経営計画発表会で2020年東京オリンピックを目指した中期経営計画「2020ビジョン」を発表し、より会社と自分の未来をイメージできるようにしました。

2015年 ~会社の未来=社員の未来~

残っている課題として、評価・報酬制度です。評価は会社と社員が次のステップに向かって話し合える機会を設けながら、納得できる評価制度を目指し、報酬はずっと弊社で働きたいと思うような魅力的な報酬制度を目指します。 まずは確定拠出年金制度(401k)を導入しました。

2016・2017年 〜働き方を考える〜

働いてみたいと思う会社、働いてから満足できる会社を目指して、2016年1月より「働き方改革」と銘打ち、弊社独自の視点で「働き方を考える」実験的な施策のリリースを開始しました。
女性限定のおやつの時間「おやつタイム」や、土曜の昼食会「サタデーランチ」
入社満3年を経過すれば職場・職種を希望できる「FA制度」等、職場環境をより楽しくするスパイス的な施策を実施しています。

2018年 ~社員にキャリアマップを明示する~

2015年からずっと試行錯誤を重ね、検討してきた評価・報酬制度を、「成長支援制度」としてスタートさせました。基本概念は、「社員の成長=会社の成長」であるゆえに、報酬を決めるための評価ではなく、現在の成長度を確認し、次の成長のための方向性を考えていく、成長支援を第一義としたものであり、最終的にはモチベーションとなり得るだけのキャリアアップや報酬につながっていく事を、明示しました。

2019年 ~経営理念をリニューアルする~

会社の規模拡大にともない、より深く、より明確な経営理念が必要であると考え、「一行で覚えやすい」は踏襲しながら、MISSON(目的)、VISION(使命)、VALUE(価値)の3つの角度から、経営理念を表現しました。
https://beblock.co.jp/philosophy.html

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経営理念から見直し経営方針、経営計画を作り上げ、最終的には経営計画手帳を完成させるプログラムです。当社がこれまで培ってきたノウハウをすべて提供いたします。

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